予防接種|西新なかむら内科 胃腸・IBDクリニック|早良区西新の内科・胃腸内科

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予防接種

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予防接種(接種可能な主なワクチン)

予防接種(接種可能な主なワクチン)

予防接種をご希望の方は1週間前までに予約をお願いします。お急ぎの方はお電話でご相談ください。

定期接種

公費(一部で自己負担があります)でできる予防接種です。当院は福岡市の予防接種実施医療機関、予防接種(高齢者用)実施医療機関、市外の福岡県定期予防接種広域化実施医療機関となっております。下記の定期予防接種・検査を公費で受けることができます。摂取対象者の条件等は下記をクリックしてご確認ください。

※昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性は風しん抗体検査・予防接種を公費で受けられます。

※風しん抗体検査を自己負担なしで受けられる方、風しん予防接種で助成を受けられる方には条件があります。詳細は福岡市のHPでご確認いただくか、当院へお問い合わせください。

任意接種

接種費用は自己負担となります。条件等は下記をクリックしてご確認ください。

  • 風しん予防接種(麻疹風疹混合ワクチン:9,900円、風疹ワクチン:5,500円)
  • 子宮頸がんワクチン(2価、4価ワクチン:1回18,700円 3回接種、9価ワクチン1回29,700円 3回接種)
  • 帯状疱疹ワクチン(生ワクチン:8,800円、不活化ワクチン:1回22,000円 2回接種)
  • インフルエンザワクチン(3,000円)
  • 肺炎球菌ワクチン(8,800円)
  • B型肝炎ワクチン:1回5,500円 3回接種
  • おたふくかぜ生ワクチン:5,500円
  • 風しん抗体検査:2,750円
  • 麻疹抗体検査:2,750円

金額は消費税込みの値段です。

高齢者の肺炎球菌定期予防接種

  • 期間:令和5年4月1日から令和6年3月31日まで
  • 接種回数:1人1回
  • 対象者:福岡市内に住民票があり、次に該当する人が対象。
  1. 令和5年度中に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳となる方。
  2. 60歳以上65歳未満で、心臓、じん臓もしくは呼吸機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害がある方
  • 個人負担金:4,200円(通常の半分程度です。)
  • ご持参いただくもの:住所・氏名・年齢の確認のため『マイナンバーカード』、『健康保険被保険者証』、『介護保険被保険者証』、または『運転免許証』

上記対象者②に該当する方は、『身体障害者手帳の写し』または『診断書』
※福岡市からの接種案内が届いている方は、同封の予約票をご持参ください。

高齢者のインフルエンザ定期予防接種

  • 令和5年10月1日から令和6年3月31日までに1回
  • 福岡市内に住民票があり、次に該当する人。
  1. 接種日当日に65歳以上の方(令和6年2月1日以降に65歳以上になる方を除く)
  2. 接種日当日に60歳以上65歳未満で、心臓、じん臓もしくは呼吸機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害がある方(令和6年2月1日以降に60歳になる方を除く
  • 個人負担金:1,500円
  • ご持参いただくもの:本人確認書類

子宮頸がんワクチン

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマ等、多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。
HPV感染症を防ぐワクチン(HPVワクチン)は、小学校6年~高校1年相当の女子を対象に、定期接種が行われています。現在、定期接種として公費で受けられるHPVワクチンは、2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)、9価ワクチン(シルガード9)の3種類があります※。
※令和5(2023)年4月から、シルガード9も公費で受けられるようになりました。

  • 対象者:小学6年生から高校1年生相当の年齢の女子(標準的な接種時期:中学1年生相当の年齢の女子)
    ※対象年齢を過ぎますと有料になりますのでご注意ください。
  • 接種回数:3回接種または2回接種
    (接種するワクチンや年齢によって接種のタイミングや回数が異なります)
    ※子宮頸がん予防ワクチンには、2価(サーバリックスⓇ)、4価(ガーダシルⓇ)、9価(シルガードⓇ9)の3種類があり、接種するワクチンや年齢によって、接種のタイミングや回数が異なります。
    どのワクチンを接種するかは、ご相談ください。

キャッチアップ接種について

子宮頸がん予防ワクチンの定期予防接種については、平成25年6月から令和3年11月までの間、国が積極的な勧奨を差し控えたことから、接種を受ける機会を逃し、未接種あるいは接種回数が不十分である人がいると考えられます。接種機会を逃した次の対象者は、実施期間中の3年間、不足分の接種(1~3回)を無料で受けられるようになりました。
3回の接種を完了するまでに十分な期間が設けられていますが、希望される方は、なるべく早く接種しましょう。なお、令和5年4月1日から9価ワクチンも公費で受けられるようになりました。

    • 対象者:平成9年4月2日〜平成19年4月1日生まれまでの女子
      (令和5年度に17〜26歳になる方)
    • 実施期間:令和4年4月1日から令和7年3月31日まで
    • 接種回数:1〜3回(不足している回数分)
    • 接種当日に必要なもの:予診票、健康保険証などの住所・年齢が確認できる書類、お持ちの方は母子健康手帳
      ※13歳未満の方については、接種当日は、必ず保護者が同伴してください。
      13歳以上の方については、予診票に保護者の同意の署名(2カ所)がある場合のみ、保護者の同伴は不要です。
      ※16歳未満の方については、保護者の同意が必要となります。

ワクチンの効果と副反応

2価ワクチン(サーバリックス)および4価ワクチン(ガーダシル)は、子宮頸がんをおこしやすいタイプであるHPV16型と18型の感染を防ぐことができます。そのことにより、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぎます。
9価ワクチン(シルガード9)はHPV16型と18型に加え、31型、33型、45型、52型、58型のHPV感染を防ぐため、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぎます。
子宮頸がん予防ワクチンを導入することにより、子宮頸がんの前がん病変を予防する効果が示されています。また、接種が進んでいる一部の国では、まだ研究の段階ですが、子宮頸がんを予防する効果を示すデータも出てきています。
ただし、予防接種により、軽い副反応がみられることがあります。また、極めて稀ですが、重い副反応がおこることがあります。

風しん抗体検査

下記の福岡市民(福岡市に住民票がある)の方を対象に、風しん抗体価検査を無料で実施しています。風しんワクチン接種歴や既往がない方は、自身の風しん抗体の保有状況をご確認いただき、検査の結果、十分な抗体がない場合は、ワクチンの接種をお勧めしています。(妊娠中はワクチン接種が胎児に影響を与えますので、接種できません。

  • 対象者:
  1. 妊娠希望者(妊婦は除く)
  2. 妊娠希望者および妊婦の ア配偶者(パートナーを含む)イ同居者

ただし、妊娠希望者および妊婦が、風しん抗体検査で風しんの感染予防に十分な免疫を保有していることが判明している場合は対象としません。なお、この助成制度の利用は1人1回までです。

  • 当日持参するもの:住所を証明する書類(運転免許証、健康保険被保険者証、住民票など)

風しん予防接種(任意)費用一部助成について

  • 対象者:福岡市に住民票があり、下記のいずれかに該当する方で、風しんの抗体価が低い方。※妊娠中は接種できません。女性は、ワクチン接種後少なくとも2ヶ月の避妊が必要です。
  1. 妊娠希望者
  2. 妊娠希望者および妊婦の ア配偶者、 イ同居者
  • 当日持参するもの:住所を証明する書類、風しん抗体検査結果確認書類
    ※詳細はお問い合わせください。
  • 接種者自己負担額:麻しん風しん混合予防接種3,000円、風しん予防接種2,000円

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹とは

原因

帯状疱疹とは、体内に潜んでいる水痘(=水ぼうそう)・帯状疱疹ウイルスによって起こります。小児期等に水痘にかかると、生涯にわたって水痘・帯状疱疹ウイルスが体内に潜伏し、加齢・疲労・ストレスなどで免疫力が低下すると再び活性化し、帯状疱疹として発症します。
成人の9割以上が水痘・帯状疱疹ウイルスを保有し、50歳以上になると発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が発症すると推定されています。

症状

初期症状は、皮膚の痛みで体の左右どちらか片側の神経に沿って起こります。数日後にはピリピリ感・痛みのある部位に発疹が現れます。発疹は徐々に広がっていき、やがて水疱(水ぶくれ)に変化します。水ぶくれは時間の経過で破れてかさぶたとなり治癒します。皮膚の症状が元に戻るまでには1か月程を要します。
また、帯状疱疹は、合併症を伴うことがあり、代表的なものは、皮膚の症状が治まった後も、3か月以上痛みが続く「帯状疱疹後神経痛(PHN)」があります。

治療

抗ウイルス薬を投与することにより、痛みの期間の短縮、発疹の発生の抑制、皮膚の症状の治癒を促す効果が得られます。十分な治癒効果を得るためには、発症後速やか(発疹が現れてから3日以内)に投与を開始することが望ましいとされていますので、症状が現れた際には早めに受診しましょう。

予防

免疫の低下が帯状疱疹につながることから、日頃からの体調管理が大切です。日頃のバランスのとれた食事や、適度な運動、適切な睡眠を心掛けましょう。

帯状疱疹ワクチン(任意接種)

帯状疱疹ワクチンは、発症を抑制し、重症化や後遺症の予防につながるとされています。帯状疱疹に有効なワクチンは2種類あります。帯状疱疹ワクチンは、現在2つの製品(シングリックス、ビケン)があり、効果や接種対象などに違いがあるので、必ず医師にご相談ください。帯状疱疹ワクチンの接種費用は、任意接種のため、全額自己負担となります。

帯状疱疹ワクチンについて

名称
(ワクチン製造メーカー)
乾燥弱毒生水痘ワクチン
ビケン(阪大微研)
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン
シングリックス(GSK)
種類 生ワクチン 不活化ワクチン
対象 50歳以上 50歳以上または帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の者
接種回数 1回 2回
費用 1万円程度 4万5千円程度(2回で)
接種方法 皮下注射 筋肉注射
発症予防効果 69.8% 96.6%
持続性 5年程度 9年以上

厚生労働省ワクチン分科会資料、ワクチン取扱説明書、添付文書より(発症予防効果は50歳~59歳に対する効果)

予防接種を受けられない方、注意が必要な方

  • 発熱(37.5℃以上)が認められる方
  • 重篤な急性疾患を患われている方
  • ワクチンに含まれる成分(卵や抗生物質、安定剤など)に対してアレルギーがある方
  • 妊娠している方で、風疹、麻疹の予防接種を受ける予定がある方
  • 心臓病、腎臓病、肝臓病、血液の病気などで受療中の方
  • 予防接種後2日以内に発熱や発疹、蕁麻疹などのアレルギー症状がみられた経験がある方
  • 今までにけいれんを起こしたことがある方
  • 過去に免疫不全と診断された方、あるいは近親者に先天性免疫不全の人がいる方
  • その他、医師が不適当な状態と判断した場合
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