がん検診・健康診断|西新なかむら内科 胃腸・IBDクリニック|早良区西新の内科・胃腸内科

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がん検診・健康診断

がん検診・健康診断|西新なかむら内科 胃腸・IBDクリニック|早良区西新の内科・胃腸内科

がん検診、肝炎ウイルス検診

検診は、がんや肝炎ウイルス感染の有無を知るための有効な手段です。とくに症状がないから大丈夫と思っていても、がんやウイルス性肝炎は自覚症状がないまま進行していきます。症状が出て気づいたときには重症化していたということがないように、定期的に検診を受けましょう。
当院では、胃がん検診(胃部内視鏡検査)、胃がんリスク検診、大腸がん検診、肝炎ウイルス検査、前立腺がん検診を受け付けております。また、大腸がん検診の二次検診としての大腸カメラも承っております。結果は出たけれどこれからどう対応していけば良いか分からないという方や、病気に関して疑問のある方も、お気軽にご相談ください。

胃がん検診(胃部内視鏡検査)

対象者 福岡市民で、職域等で受診する機会のない方で、年度内に50歳以上の偶数年齢になる方。
費用 自己負担金1,800円
満年齢が70歳以上の方など定められた条件に該当する受診者は受診費用免除(無料)となります。詳細はお問い合わせください。
内容 胃部内視鏡検査
※胃部エックス線検査は40歳以上が対象で毎年施行。50歳以上で胃部エックス線検査(毎年)と胃部内視鏡検査(2年に1回)を選択可能です。
※当院では、胃部内視鏡検査(胃カメラ)のみ施行しております。

胃がんリスク検診

対象者 福岡市民で、年度内に35歳・40歳になる方とし、職域等で受診する機会のない方。
費用 自己負担金1,000円
内容 血液検査(ペプシノゲン検査、ヘリコバクターピロリ抗体検査)

大腸がん検診

対象者 福岡市民で、年度内に40歳になる方とし、職域等で受診する機会のない方。
費用 自己負担金500円
満年齢が70歳以上の方など定められた条件に該当する受診者は受診費用免除(無料)となります。詳細はお問い合わせください。
内容 問診および便潜血検査

肝炎ウイルス検査

対象者 福岡市内に居住地を有する20歳以上で、過去に肝炎ウイルス検査を受けたことがない方。
費用 自己負担金なし
満年齢が70歳以上の方など定められた条件に該当する受診者は受診費用免除(無料)となります。詳細はお問い合わせください。
内容 問診、採血によるB型・C型肝炎検査

前立腺がん検診

対象者 福岡市民で、年度内に55歳以上の男性とし、職域等で受診する機会のない方。
費用 自己負担金1,000円
内容 採血によるPSA(前立腺特異抗原)検査

検診の予約について

予約制になっておりますので、ホームページからWEB予約または電話にてご予約ください。当日でも予約枠に空きがあれば受診可能です。本人確認のため保険証をご持参ください。

検診の注意事項

胃がん検診(胃部内視鏡検査)を受けられる方は、当院ホームページの『胃カメラ検査の流れ』をお読みいただき、検査の予約をお願いいたします。

健康診断

※当院では、下記の項目の健康診断(人間ドック)を受けることができます。

健康診断

項目名 金額 備考
基本健診 3,300円 ※1
健康診断A 5,500円 基本健診+胸部X線検査
健康診断B 7,700円 基本健診+胸部X線検査+血液検査※2
健康診断C 8,800円 基本健診+胸部X線検査+血液検査+心電図検査
雇用時健診 9,900円 診察、身体検査(身長・体重・腹囲・視力・聴力)、胸部X線検査、血圧検査、血液検査(貧血・肝機能・脂質・血糖)、尿検査、心電図検査

※1 基本健診の項目

・医師診察 ・既往歴および業務歴の調査 ・自覚症状、他覚症状の調査
・身長、体重、腹囲、血圧測定 ・尿一般(蛋白、糖、潜血)

※2 血液検査の項目

・貧血検査(赤血球、白血球、血小板、ヘモグロビン) ・肝機能検査(AST(GOT), ALT(GPT), γGTP) ・コレステロール検査(総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪) ・尿酸検査 ・血糖検査

※健康診断は土日も可能です。
ただし、血液検査が必要な健康診断の場合、日曜日のみ15時迄とさせていただきます。

※オプションとして、検査項目を追加することができます。ご要望がある方は、ご相談ください。

人間ドック料金(税込)

項目名 金額 備考
ドックA 14,300円 基本検査+胸部X線検査+血液検査+心電図検査+腹部超音波検査
ドックB 27,500円 基本検査+胸部X線検査+血液検査+心電図検査+腹部超音波検査上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)
ドックC 47,500円 基本検査+胸部X線検査+血液検査+心電図検査+腹部超音波検査上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)+下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)

※上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)のみ:13,200円

※下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)のみ:22,000円
ただし、健診での検査時に病理組織検査を行った場合は、そこから保険診療に移行します。 また、ポリープが見つかり、ポリープ切除を行う場合は、内視鏡的ポリープ切除に変更になりますので、保険診療となります。

※人間ドックで内視鏡検査を受けられる方は、念の為、保険証をご持参ください。

身体計測

身長、体重、体格指数BMI(body mass index)を計測します。BMIの値で太っているか痩せているかがわかります。体重÷身長÷身長で算出します。

血圧

血圧測定です。血圧は通常、上腕で測定します。心臓が最大に収縮して血液が動脈に押し出されたときに血管壁にかかる圧力を収縮期血圧といいます。
一方、心臓が拡張して、戻ってきた血液を貯めこんでいるときに血管壁にかかる圧力を拡張期血圧といいます。心臓のポンプ機能や血管の状態が正常かどうかわかります。

心電図

心臓の筋肉に流れる電流を体表面から記録する検査です。電流の流れ具合に異常がないかがわかります。また1分間に電気が発生する回数である心拍数も測定されます。心臓の電気的な活動の様子をグラフの形に記録することで、不整脈があるか、心筋の血液循環が不良(狭心症)になっていないか、心筋が壊死(心筋梗塞)していないか、などがわかります。

視力

通常裸眼もしくは眼鏡、コンタクトレンズをつけて測定します。

眼圧

眼球の中は房水という液体によって圧力が保たれており、これを眼圧といいます。眼圧が高い場合は高眼圧症、または緑内障の疑いがあります。緑内障は成人での失明の原因第2位ですので、眼圧が高い場合は精密検査の必要があります。

眼底検査

目の奥の状態を調べる検査です。通常眼底写真にて検査します。動脈硬化の程度、高血圧、糖尿病による眼の合併症や緑内障の有無などを調べます。

胸部エックス線検査

胸部に背後からX線を照射します。X線は放射線の一種ですが、一回の被曝量はきわめて低く(約0.06mSv)、極端な回数を重ねない限り人体への悪影響とは考えられません。肺炎、肺結核、肺がん、肺気腫、胸水、気胸など、呼吸器の疾患の有無、その程度がわかります。ただし妊娠中または妊娠の可能性がある人は、胎児への影響が心配されますので検査できません。

上部消化管内視鏡検査

上部消化管とは食道・胃・十二指腸を指し、口または鼻から内視鏡を挿入し、これらの内腔を観察します。いわゆる「胃カメラ」です。
食道がん、逆流性食道炎、胃炎、胃潰瘍、胃がん、胃ポリープ、十二指腸潰瘍などの病気の発見に有用です。

経口内視鏡検査では,液体の麻酔薬でのどを麻酔します。その後,検査台の上で左側を下にして横向きに寝ます。胃の運動を抑える薬を投与し、マウスピースを口にくわえます。内視鏡が口より挿入され,食道・胃・十二指腸の内腔を観察します。異常な病変が存在した場合には、生検(病理組織検査)を行うことがあります。この場合、生検以後の部分は保険診療となりますので、当日は保険証をお持ちください。通常,検査は10分程度で終了します。

経鼻内視鏡では,鼻の通過をよくする薬を点鼻・噴霧します。また麻酔薬により鼻の中を麻酔します。のど麻酔を追加することもあります。その後,検査台の上で左側を下にして横向きに寝ます。細い内視鏡が鼻から挿入され,食道・胃・十二指腸の内腔を観察します。通常,検査は10分程度で終了します。

腹部超音波検査

腹部皮膚表面部分に超音波を発信する装置をあてます。内臓からの反射波をその装置が受けとり、電気信号にかえてモニターに写します。きれいな画像が得られるように、装置をあてる部分にはゼリーを塗ります。肝臓、すい臓、腎臓に腫瘍がないか、胆のうには胆石などがないかを調べます。
超音波検査では、超音波が入りにくい部分があるため、全域を観察できないことがあります。特にすい臓は奥深い場所にあるため、観察できる程度に個人差があります。

血液検査

血液検査からわかることは多く、主に貧血、肝臓の異常、腎臓の異常、高脂血症、糖尿病などの病気がわかります。

総タンパク

数値が低い場合は栄養障害、ネフローゼ症候群、がんなどが疑われ、高い場合は多発性骨髄腫、慢性炎症、脱水などが疑われます。

異常 要注意 基準範囲 要注意 異常
6.1以下 6.2~6.4 6.5~7.9 8.0~8.3 8.4以上

(単位 g/dL)

アルブミン

血液蛋白のうちで最も多く含まれるのがアルブミンです。アルブミンは肝臓で合成されます。肝臓障害、栄養不足、ネフローゼ症候群などで減少します。

基準範囲 要注意 異常
3.9以上 3.7~3.8 3.6以下

(単位 g/dL)

AST(GOT)とALT(GPT)

AST(GOTともいう)は、心臓、筋肉、肝臓に多く存在する酵素です。ALT(GPTともいう)は肝臓に多く存在する酵素です。数値が高い場合は急性肝炎、慢性肝炎、脂肪肝、肝臓がん、アルコール性肝炎などが疑われます。ASTのみが高い場合は心筋梗塞、筋肉疾患などが考えられます。

基準範囲 要注意 異常
AST 30以下 31~50 51以上
ALT 30以下 31~50 51以上

(単位 U/L)

γ-GTP

γ-GTPは、肝臓や胆道に異常があると血液中の数値が上昇します。数値が高い場合は、アルコール性肝障害、慢性肝炎、胆汁うっ滞、薬剤性肝障害などが疑われます。

基準範囲 要注意 異常
50以下 51~100 101以上

(単位 U/L)

腎臓系検査

クレアチニン(Cr)

アミノ酸の一種であるクレアチンが代謝されたあとの老廃物です。筋肉量が多いほどその量も多くなるため、基準範囲に男女差があります。
腎臓でろ過されて尿中に排泄されます。数値が高いと、腎臓の機能が低下していることを意味します。

基準範囲 要注意 異常
男性 1.00以下 1.01~1.29 1.30以上
女性 0.70以下 0.71~0.99 1.00以上

(単位 mg/dL)

eGFR

クレアチニンより精度の高い腎臓機能の指標です。クレアチニン値を性別、年齢で補正して算出します。数値が低いと腎臓の機能が低下していることを意味します。

基準範囲 要注意 異常
60.0以上 45.0~59.9 44.9以下

(単位 mL/分/1.73m2による)

尿酸

尿酸

尿酸は、たんぱく質の一種であるプリン体という物質が代謝されたものです。この検査では尿酸の産生・排泄のバランスがとれているかどうかを調べます。高い数値の場合は、高尿酸血症といいます。高い状態が続くと、結晶として関節に蓄積していき、突然関節痛を起こします。これを痛風発作といいます。また、尿路結石もできやすくなります。

要注意 基準範囲 要注意 異常
2.0以下 2.1~7.0 7.1~8.9 9.0以上

(単位 mg/dL)

脂質系検査

HDLコレステロール

善玉コレステロールと呼ばれるものです。血液中の悪玉コレステロールを回収します。少ないと、動脈硬化の危険性が高くなります。数値が低いと、脂質代謝異常、動脈硬化が疑われます。

異常 要注意 基準範囲
29以下 30~39 40~119

*将来、脳・心血管疾患発症しうる可能性を考慮した基準範囲

(単位 mg/dL)

LDLコレステロール

悪玉コレステロールとよばれるものです。LDLコレステロールが多すぎると血管壁に蓄積して動脈硬化を進行させ、心筋梗塞や脳梗塞を起こす危険性を高めます。

要注意 基準範囲 要注意 異常
59以下 60~119 120~179 180以上

(単位 mg/dL)

中性脂肪(TG)(トリグリセリド)

体内の中でもっとも多い脂肪で、糖質がエネルギーとして脂肪に変化したものです。数値が高いと動脈硬化を進行させます。低いと、低βリポたんぱく血症、低栄養などが疑われます。

要注意 基準範囲 要注意 異常
29以下 30~149 150~499 500以上

(単位 mg/dL)

糖代謝系検査

空腹時血糖(FPG)

糖とは血液中のブドウ糖のことで、エネルギー源として全身に利用されます。測定された数値により、ブドウ糖がエネルギー源として適切に利用されているかがわかります。数値が高い場合は、糖尿病、膵臓癌、ホルモン異常が疑われます。

基準範囲 要注意 異常
99以下 100~125 126以上

(単位 mg/dL)

HbA1c

HbA1c(ヘモグロビン・エーワン・シー)は、過去1~2ヶ月の血糖の平均的な状態を反映するため、糖尿病のコントロールの状態がわかります。
また、空腹時血糖(FPG)が126mg/dL以上かつHbA1c6.5%以上なら糖尿病と判断します。

基準範囲 要注意 異常
5.5以下 5.6~6.4 6.5以上

(単位 %)

血球系検査

赤血球(RBC)

赤血球は肺で取り入れた酸素を全身に運び、不要となった二酸化炭素を回収して肺へ送る役目を担っています。赤血球の数が多すぎれば多血症、少なすぎれば貧血が疑われます。

血色素(Hb)(ヘモグロビン)

血色素とは赤血球に含まれるヘムたんぱく質で、酸素の運搬役を果たします。減少している場合、鉄欠乏性貧血などが考えられます。

異常 要注意 基準範囲 要注意 異常
男性 

血色素
12.0以下 12.1~13.0 13.1~16.3 16.4~18.0 18.1以上
女性 

血色素
11.0以下 11.1~12.0 12.1~14.5 14.6~16.0 16.1以上

(単位 g/dL)

ヘマトクリット(Ht)

血液全体に占める赤血球の割合をヘマトクリットといいます。数値が低ければ鉄欠乏性貧血などが疑われ、高ければ多血症、脱水などが考えられます。

MCV・MCH・MCHC

MCVは赤血球の体積を表します。MCHは赤血球に含まれる血色素量を表します。MCHC赤血球体積に対する血色素量の割合を示します。
MCVの数値が高いと、ビタミンB12欠乏性貧血、葉酸欠乏性貧血、過剰飲酒が疑われます。低いと、鉄欠乏性貧血、慢性炎症にともなう貧血が疑われます。

白血球(WBC)

白血球は細菌などから体を守る働きをしています。数値が高い場合は細菌感染症にかかっているか、炎症、腫瘍の存在が疑われますが、どこの部位で発生しているかはわかりません。少ない場合は、ウィルス感染症、薬物アレルギー、再生不良性貧血などが疑われます。

異常 基準範囲 要注意 異常
3.0以下 3.1~8.4 8.5~9.9 10.0以上

(単位 103/μL)

血小板数(PLT)

血小板は、出血したとき、その部分に粘着して出血を止める役割を果たしています。数値が高い場合は血小板血症、鉄欠乏性貧血などが疑われ、低い場合は再生不良性貧血などの骨髄での生産の低下、特発性血小板減少性紫斑病などの体の組織での破壊の亢進、肝硬変などの脾臓でのプーリングが考えられます。

異常 要注意 基準範囲 要注意 異常
9.9以下 10.0~14.4 14.5~32.9 33.0~39.9 40.0以上

(単位 104/μL)

感染症系検査

CRP

細菌・ウィルスに感染する、がんなどにより組織の傷害がおきる、免疫反応障害などで炎症が発生したときなどに血液中に増加する急性反応物質の1つがCRPです。細菌・ウィルス感染、炎症、がんなどで上がります。

基準範囲 要注意 異常
0.30以下 0.31~0.99 1.00以上

(単位 mg/dL)

尿検査

主に、尿蛋白、尿糖、尿潜血について調べます。

尿蛋白

尿中のたんぱく質の有無を調べます。血液は腎臓の中の不要物だけがろ過され、尿中に排泄されます。正常であれば血液中の蛋白は腎臓ですべて再吸収されます。腎機能が低下すると体にとって必要な蛋白が腎臓からもれ出てきます。

尿糖

尿中の糖分を調べる検査です。中の糖濃度がある値(おおよそで160~180mg/dL)を超えると再吸収しきれなくなり尿中に糖が漏れ出てきます。糖尿病、甲状腺機能亢進症や腎性糖尿などで陽性となります。

尿潜血

尿に血液が混じっていないかを調べます。試験紙に浸して反応をみます。試験紙に反応があれば、尿の通り道のどこかに出血源があります。尿路結石、膀胱炎、糸球体腎炎などで陽性となります。女性では病気がなくても陽性になる率が高めです。

便検査

便に血が混じっているかどうかを調べる検査です。便を二回とって調べます。
陽性(+)の場合、消化管の出血性の病気、大腸ポリープ、大腸がんなどが疑われます。その場合は、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)が必要となります。

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